※募集中【事業承継】地域の伝統を伝えるそば屋さん

事業承継 田舎家みかどみさとバトンインタビュー

みさとバトンインタビュー vol.2

美郷町版事業承継バンク「みさとバトン」について

美郷町では、美郷町商工会、宮崎県事業承継・引き継ぎ支援センターと連携して『みさとバトン』として事業承継に取り組んでいます。このブログでは、美郷町への移住と、色々な仕事について発信しておりますが、その一つとして、事業承継を提案します。

ここに掲載のある事業承継について、募集中のものついては美郷町役場ホームページに概要が掲載されています。お電話での問い合わせは美郷町役場企画情報課(0982-66-3603)まで。

※この記事の『田舎家みかど』さんは、美郷町空き家バンクにも物件が掲載されています

しみじみと滋味深い田舎そば 

日向・東郷方面から、美郷町南郷に向かうと、中心地に入る手前に、人目をひくたたずまいの古民家があります。ここは、『そば処・田舎屋みかど』さん。

お昼時、ひっきりなしのお客さん達に「今日は暖かいねー!温泉に入りに来たとですか?どっからきなったと?注文はそばでいい?」とにこにこ声をかけながら、手際よく切り盛りしているのは原田稔子さん。「私はここでそばを作りながら観光案内しとるとよー」と笑います。

私は稔子さんおすすめの田舎そば定食を注文。「おまたせしましたー」と出てきたのは、田舎そばに、いなりが二つ(おにぎりに変更も可)、季節を感じる小鉢が2種類。この日は、ショウガの佃煮と、春を感じる、せりの白和えでした。

主役のおそばは、ご主人の須美雄さんが手打ちしたもので、やや太め。稔子さん担当のつゆは、骨付きの地鶏とゴボウの出汁がよくきいています。このつゆ、持ち帰りをして茶碗蒸しや雑煮に使うのもお勧めなのだとか。

気取った蕎麦ではないけれど、滋味深い。里山の恵みに思いを馳せる、そんなそばです。

地域の伝統を受け継いできた二人

事業承継 田舎屋みかど

田舎屋みかどさんは開業して38年。「うちのそばは、昔からこの地域で食べられてきた田舎そばよ。ここでしか食べられんとよ」と口を揃えるお二人。その言葉の意味は、店内に写真とともに詳しく掲示されていますので、引用して紹介しますね。

『そば処・田舎屋みかど』のはじまり

”当店の所在地、神門中区に昔から「そば祭り」が受け継がれてきました。毎年12月の上旬に祭り仲間がこの秋収穫された「蕎麦粉」を持ち寄り、蕎麦宿が「地鶏」を提供、皆で蕎麦を打ち、蕎麦を肴に、親しい人々を招待して楽しい祭りを続けておりました。

その祭り仲間の一軒でありました「原田家」が祭りで受け継がれてきた「味」をそのままに、昭和59年「田舎屋」を開店し今日に至っております。

開店当初は、須美雄さんのお母さんが蕎麦を打っていて、稔子さんは、蕎麦のことは全てお義母さんから教わったのだとか。地域に伝わっていた「そば祭り」を今に伝えるのが、田舎屋みかどさんなのです。

事業承継田舎屋みかど

田舎屋みかどさんは、味のある古民家の店舗も魅力の一つ。取り壊し予定の古民家を購入し、開業にあたって、現在の場所に店舗として立て直したのだそうです。「店になる前から考えると、もう100年は超しちょるわねぇ」とは稔子さん談。確かに、柱には、以前の建物の面影が見える箇所も。しかし、手入れが行き届いており、重ねた年月の温もりが感じられるのは、このお店が、ずっとたくさんの人達に大切に思われてきたからなのでしょう。

元気なうちに後継者を探したい

事業承継 田舎家みかど

38年間続けてきたお店ですが、須美雄さんも稔子さんも75才。そろそろ次の世代に経営を譲りたいと考えるようになりました。

「もう年だからね。体が続けばまだやりたいんだけど…」

店舗(建物)、什器(机、棚など)、調理機器(冷蔵庫など)、調理器具、食器全てを売却の意向です。

「もし、そば屋をしたいとなら、そばの打ち方から、出汁の取り方から、何もかんも教えるよ。できれば、地域の蕎麦の味を伝えたい。でも、継いでくれる人が他の飲食業がしたいとなら、こだわらんよ」と須美雄さん。

お二人の「ここは場所もいいとよー」の言葉の通り、この場所は、国指定の文化財である『神門(みかど)神社社殿』、勇壮な火祭りで有名な『師走祭り(しわすまつり)』、門外不出の正倉院図を元に寸分の違いもなく再建された『西の正倉院』に、『山霧温泉』など美郷町観光の目玉の観光資源が近接しています。新型コロナウイルス感染症が落ち着いた暁には、また観光客の利用も十分に狙える立地です。

「お店を継ぐ人は、どんな人が向いてますかね?」と尋ねると、「田舎暮らしを楽しめる人かなー」と返事が返ってきました。

原田さんご夫婦が継いだ地域のそばを、さらに次世代に継いでみたいかた、飲食店をしながら田舎暮らしを楽しんでみたいかた、田舎やみかどさんの後継ぎになりませんか?

美郷町に興味がわいたら

移住後の新しい仕事の形として、事業承継を検討してみませんか?事業承継に興味がわいたら美郷町役場企画情報課(0982-66-3603)まで。美郷町に移住したくなったら、美郷町役場政策推進室まで。いずれもお気軽にご相談ください!

美郷町に遊びに来たくなったら、美郷町観光協会まで。美郷町は、桜の名所もありますよ!

タイトルとURLをコピーしました